土地家屋調査士とは
土地家屋調査士になるには
私たち土地家屋調査士は、不動産の物理的状況を正確に登記記録に反映させるために、必要な調査及び測量を行っています。
具体的には、不動産(土地又は建物)の物理的な状況を正確に把握するためにする調査、測量の事を言い、例えば、土地の分筆登記であれば、登記所に備え付けられた地図や地積測量図等の資料、現地の状況や隣接所有者の立会い等を得て公法上の筆界を確認し、その成果に基づき測量をすることになります。
- 法務大臣が行う土地家屋調査士試験に合格した者
- 法務局において実務を経験し、法務大臣が認定した者
以上の調査士となる資格を有する者(欠格事由に該当する者を除く)が、 日本土地家屋調査士会連合会において登録を受け、 かつ土地家屋調査士会に入会することにより、土地家屋調査士となります。
土地家屋調査士になるには、毎年法務省が実施する国家試験に合格しなければなりません。
受験資格 | この試験は年齢・性別・学歴等に関係なく誰でも受験可 |
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受験申込 | 毎年6月の初旬に約2週間 |
試験実施 | 8月の第3或いは第4日曜日に筆記試験が実施 口述試験は筆記試験合格者に対し11月中旬に実施 |
試験内容 | 土地家屋調査士の業務を行うにつき通常必要と認められるものについて 第一次試験 試験日午前(筆記試験)
第二次試験 試験日午後(筆記試験)
測量士、測量士補、一級建築士、二級建築士の資格を有している方は、二次試験が免除されます。 上記試験に合格した人には、同一の試験範囲で口述試験が行われます。 |
合格発表 | 最終合格者発表は12月中旬で、官報に公告されます。 |